「エイドリア~~~ン!!」
と思わず叫び出したくなるほど、最高にやり切った感にあふれた12月16日…。
えっ、エイドリアンの意味を知らないですと?!
そんな方はスタローンのロッキーを観たまえ。
あの有名なテーマ曲とともに、
私の脳内では日本郵政にKO勝ちしたイメージ映像が流れている。
12月16日が何の日かは、賢明なる日本国民の皆さんはもうお分かりだろう。
そう、年賀状受付開始の初日ですよ、しょ~に~ち!
そして、ここ数年は嵐がCMキャラクターを務めているが、
ジャニオタの私はそのCMを振り切ってまで、今年ついにペンを置いたのであった…。
絶筆…ではなく、年賀状じまいだ。
私、年賀状は出しません(2020年から)!終活年賀状で書き納め - 家事嫌主婦美 (かじいや しゅふみ)
去年、私は↑のような記事をアップした。
もう25年近く年賀状に貢献してきたのだから、そろそろ解放されたい。
1年の集大成として、毎年欠かさず受付初日に投函してきた私は、
日本郵政から感謝状をもらってもいいくらい、規則正しい年賀状人生を歩んで来た。
だからいい加減解放されたいんだよっ!
お偉いさんの決めたレールの上を歩くのはもうゴメンだぜっ!
などと、中二病にかかった夏休み明けの中学2年生のように反抗期なう。
だから、今回の年賀状には
・年賀状じまいとさせていただきます
・皆様からの年賀状も来年以降は辞退させていただきい旨、ご了承ください
・年賀状は今回までとなりますが、今後も変わらぬお付き合いとして
LINE、Facebook、メールにてご連絡をお待ちしております
というような趣旨の文章を書いたのだ。
これでもう長年の年賀状の呪縛から解き放たれる…✨
私、来年からは自由なのね~~~!
喪中はがきも出さなくていいのね~~~!
アハハハハ、ウフフフフ!
もちろん、いろいろな葛藤はあった。
終活の一環とはいえ、アラフィフごときで年賀状じまいしていいものか?
来年からは誰からも年賀状をもらえない寂しさ。
何より、日本古来のしきたりを軽んじることへの非国民っぷり…。
しかし、ここで情にほだされてはいけない。
そもそも年賀状は郵便局が勝手に始めたことではないだろうか?
クリスマスやバレンタインやハロウィンがお菓子メーカーの陰謀であるように、
年賀状も郵便局が安定収入を得るための謀略だったのではないだろうか?
そんな自分に都合のいい言い訳をひねり出して、
私、家事嫌主婦美は年賀状から引退します!!(百恵ちゃん?)
ちなみに、私はもうアラフィフだから「終活の一環で」と言えるお年頃だが、
まだお若いあなた方は角が立たないよう、50歳頃まで頑張ってくれたまえ。
さらに言えば、これは規則正しい年賀状人生を送ってきた者にこそ
与えられる恩赦だと思うことにすれば、罪の意識も軽減できるだろう。
そして、2日前の12月16日、私は人生で最後の年賀状を投函した。
にしても、あの言いようのない解放感と寂しさ…。
投函した時、ポストが空っぽだったようで、私の年賀状の束がゴトンと鳴った。
あの音は、きっと年賀状の時期が来るたびに思い出すことになるだろう。
ありがとう年賀状、そして永遠にさよならだ、年賀状…。
あ、おセンチな終わり方になっちった (〃´・ω・`)ゞエヘヘ